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息子3人娘1人の4人の子供を東京大学理科三類合格に導いた母・佐藤亮子氏の勉強法は、どのような方法だったのでしょうか?佐藤亮子氏の著書を徹底的に読み込んでその秘密を調べてみると、母親の役割が重大なポイントになることが描かれていました。
『「灘→東大理V」の3兄弟を育てた母が明かす志望校に合格するために知っておきたい130のこと(ポプラ社)』や『3男1女東大理V合格百発百中絶対やるべき勉強法(幻冬舎)』等、佐藤亮子氏の著書を徹底に読み込んで調べてみました。
読んでみて特に印象に残ったエピソードとしては、夏期講習を受講するか自宅で過去問を解くかで、娘さんと口論になったというところです。佐藤亮子氏は、娘がある程度実力がついてきており、3人の兄たちの経験からも過去問を解くのが良いと考えていたのに対し、娘さんが夏期講習に行きたいと言いはったという部分です。ここでは、折衷案として2日だけ夏期講習に参加することで折り合いがついたようです。
過去問対策が重要というのは、和田秀樹氏も提唱しておりますが、親の意見を無理強いするのではなく、娘さんの意見もちゃんと尊重しているところは素晴らしいですね。ただ、その後、模試でA判定を連発して「過去問をたくさんやって準備してよかった」と言われて笑い話になったそうです。
過去問に関しては、実際の東大入試の過去問を25年分、代々木ゼミナール、河合塾、駿台予備校の東大模試を各30年弱取り組んで、合計すると100数年分の対策をされたそうです。過去問がやはり一番の受験対策になるので、東大受験する人やそれ以外の大学でも手に入るだけ遡って解いてみることをおすすめします。
東大受験で有名な塾「鉄緑会」に、娘さんも入塾されていたようです。鉄緑会のテキストにはCDがついているとのことですが、3人の兄たちが使っていた様子がなかったのに対し、娘さんは積極的に利用していたそうでした。
視覚優位と聴覚優位のところでも書きましたが、聴覚優位の認知特性がある人は、聴く勉強はとても効率が良いです。娘さんの場合は、兄たちよりも聴覚優位の特性があったのではないかと思います。
国語の勉強に関しても音読を重視されていたようです。子供が小学生の時は、親が音読し、中高生になると自分で音読するよう促して上げると良いそうです。古文に関しては、問題集を1冊は親、もう1冊は娘の2冊買って、問題を出して答えを言っていったのだそうです。
数学に関しては、音読するのが難しいので、写経のように問題集の解答を書き写すのが良いそうです。
小、中、高と受験は子供と親が二人三脚になって志望校を目指して頑張っている現状ですが、「受験は母親が9割」という作品では、母親の役割が重大なポイントになることが描かれています。高学歴は最も良い人生を歩むための道しるべとして捉えられており、母親は子供にとって人生を司る存在となっていると言えるでしょう。
佐藤亮子は、受験は母親が9割という作品の中で、母親の子供に対する愛情の中で、受験を通じて様々な感情、思い入れなどを詳細に描写しています。影響力がある母親の力は、子供にとっては大変偉大な力になると書かれています。
また、励ますためには、あまりプレッシャーを強く与えてはならないこともあります。受験は母親が9割という本は、子供がやる気を起こさせるような励まし方、成功させるためのノウハウなどが分かりやすく述べてあります。本の中では母親が学ぶべきことが記されており、受験を迎える子供のために親としてしてあげられることなども描かれています。
奈良県在住。津田塾大学卒業後、大分県内の私立高校で英語教師として2年間教壇に立つ。その後、結婚し、3男1女を出産。長男・次男・三男は、灘中学・高校から、長女は、洛南高校附属中学・高校から東京大学理科三類に合格。その子育て手法や勉強方法のアドバイザーや講演活動を行っている。
佐藤亮子氏自身は、中学受験の経験はないんだそうです。実際に大学受験の数学なんて解けるわけではありません。ただ、英語教師というのもあって子供が生まれる前からなんとなく興味があって「平成元年の東大理Vの合格体験記」を読んでいたそうです。
受験は情報戦とも言います。ある人にあった勉強法でも他の人では、合わないこともあります。ネットの情報の精査や認知特性なども考慮して効率的に学習を進めるのが、東大を始めとする難関大学合格への近道ですね!
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