視覚優位の大学受験 認知特性にあった学習方法

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視覚優位の大学受験 認知特性にあった勉強方法で受験突破

大学受験をする男子高校生

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視覚優位の認知特性にあった勉強方法による大学受験戦略をご紹介します。先日、息子さんが高校3年生で大学受験を控えているという女性から勉強方法について相談を受けました。医療系を目指されていて英語・数学が得意だが肝心の化学・生物が不得意で伸び悩んでいるとのことでした。

 

医療系志望ではあるもののデザイン系にも興味があるとのことでした。余談になりますが、高校1年生の娘さんもデザインに興味があり、美術大学を志望されているとのことでした。ここまでで私はピンと来てこの息子さんは視覚優位なのではないかと思いました。

 

私は、長年WEB制作に携わっていまして、どう表現したら訪問者に分かりやすいかといった認知をずっと考えてきました。デザインを提案するのはデザイナーです。視覚的な表現には長けていても絵柄や図が一体何を表しているのかわからないといった場面も多々ありました。

 

それはなぜだったのか?適切な言葉を添えて表現されていなかったからでした。そこからいろいろ調べて人によって認知の仕方が違うという研究結果を見つけました。

 

認知特性を大きく分けると次の3タイプになります。

 

  • 読んだ方が理解できる人(言語優位)
  • 聞いた方が理解できる人(聴覚優位)
  • 見た方が理解できる人(視覚優位)

 

デザイナーの方は、視覚優位である事が多いかと思います。しかしながらサイトの訪問者の認知は多様です。文章を読んで理解する人や動画の音声で情報を得る人もいます。そのような配慮をすることがWEBサイトでは必要でした。

 

さて話を戻します。

 

先日、改めて大学受験参考書のコーナーに行っていろいろな参考書を見ていたのですが、ほぼ9割以上が、文字ばかりの参考書でした。視覚優位の人は、その認知特性上文字を読むのは苦痛で理解も困難でしょう。また、受けている授業の先生が文字と口頭で伝えるタイプの先生であれば視覚優位の人は相性もよくありません。

 

そんな中で図や絵柄が豊富で視覚的に理解しやすい写真集のような「視覚でとらえるフォトサイエンス(物理・化学・生物・地学)」という資料集を見つけました。これなら息子さんも意欲的に受験勉強に取り組めるだろうと思い、さっそく件の女性に上記参考書に加えて下記のアドバイスをしました。

 

  • 問題集を解いて解説を読んでもよくわからない場合に、「視覚でとらえるフォトサイエンス」の関連ページを見て補う。
  • 普段から写真集を眺める感覚で「視覚でとらえるフォトサイエンス」を眺める。
  • 試験の際には、問題文を読んで「視覚でとらえるフォトサイエンス」の関連ページが思い浮かぶようになれば完璧。

 

この資料集を見て息子さんは、「こんなわかりやすい参考書があったのか」ととても感激されたようで、勉強のモチベーションも上がったとのことです。図解で説明している教材やマンガでわかるといった教材は、視覚優位の人はとても相性が良いかと思います。

 

地理歴史でも同様に視覚的な学習方法を意識すればかなり伸びるかと思います。同様に問題文を読んで図や映像がイメージできるようになれば完璧です。視覚優位の人は、映像授業だと理解が早いです。スタディサプリもぜひ併用してみてください。

 

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視覚優位の人は図形問題を得意分野にせよ

数学

 

視覚優位の受験戦略で外せないのが数学です。ぜひ、得意科目にして入試でも得点を稼いでください。

 

まず、高校数学は、代数(文字と式)・幾何学(図形)・確率統計の3分野となります。この内、幾何学というのは、図形問題なのでまさに視覚認知が問われるものとなります。しっかり勉強すれば高得点が狙えます。

 

視覚優位の人のありがちな例として、最初の方の授業で先生との認知の相性も良くなく、代数でつまずいて苦手意識を持つ人も多いのです。しかし、幾何学の分野であればしっかりと勉強すれば意外と解けて得意になっていくことが多いです。視覚優位の人は、建築を志望される人も多いですが、幾何学は特に必須の分野になります。

 

数学の応用問題では解法が何パターンかあるものもあり、幾何学的な解法で解ける問題もあるので、ぜひとも得意科目にして入試で得点を稼いでください。

 

画家のレオナルド・ダ・ヴィンチも代表作「最後の晩餐」を描く際に、奥行きを表現するために数学の幾何学を勉強したという逸話があります。視覚表現を得意とする人にとって幾何学はとっつきやすい分野となりますので、しっかりと勉強して得意分野にしましょう。

 

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視覚優位の大学受験戦略

 

学部によりますが、大学受験では数学の得点が合否に左右することが多いです。(※私立文系を除く。)数学は苦手な人も多く、得意にすると他の受験生と圧倒的な差をつけることができまます。

 

大学によって、代数・幾何・確率統計どの分野から出題が多いかといった傾向が違います。例えば、医学部を目指すにしても大学によって出題分野や各科目の配点が異なります。

 

徳島大学医学部と島根大学医学部の過去問をざっくりとですが見てみたのですが、徳島大学医学部の方が幾何の問題が多いような印象です。視覚優位の人であれば狙いやすいですね。

 

そういった自分の得意分野が出題される大学を狙うのも受験戦略の一つです。まずは、過去問を徹底的に調べて、どの分野で何点取るかイメージをして入試に望んでみてください。

 

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よくある質問

視覚優位の大学受験勉強はどうすれば良いですか?

見る認知に優れていますので、数学の図形問題を得意分野にしましょう。他の教科でも参考書は図解されているものやマンガでわかるといったものを選びましょう。文字が多い読むタイプの参考書で偏差値が伸び悩んだ人も図解されている参考書で勉強して一気に学力が上がるケースがあります。国語などは、読んで図示可できるようになれば苦手意識も薄らぐでしょう。

視覚優位のおすすめ教材はありますか?

図解された教材は理解しやすいです。人によっては静止しているものではなく、動きがある方が理解しやすい人もいるので、映像教材なども活用していきましょう。

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