起業成功に学歴は関係ないのか?

起業成功に学歴は関係ないのか?

起業成功に学歴は関係ないのか?

学歴

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「会社を起業するのに学歴は必要なのか」というのはよく議論されているテーマかと思います。私自身、個人事業主としてWEBコンサルティング業で起業して4年目になります。私の体験談や周囲の経営者の実情についてお伝えしていきたいと思います。

 

まず統計的なお話になりますが、経営者が日々頭を悩ませている課題ベスト3をズバリ言いますと、@新規顧客開拓、A資金繰り、B人材採用の他、財務・法律に関することになります。(※日本政策金融公庫「新規開業実態調査」より。)

 

起業成功に一番重要なのは、ずばり新規顧客開拓だと私は考えます。企業が廃業するのは大抵の場合、顧客がいなくなったからなのです。逆に言うと顧客がいれば、会社経営を継続させることができます。

 

顧客がいれば、売上を作ることができ会社にお金が入ってきます。そうなると銀行への信用になりお金を借りやすくなりますし、経営が安定すれば優秀な人材を採用しやすくなります。財務や法律のことに関しては、税理士や弁護士など外部の専門家にお金を払って任せれば済む話になります。

 

 

新規顧客開拓に学歴は必要なのでしょうか?

 

確かにマーケティングやコンサルティング業界は、人気職種で高学歴・有名大学卒業の人が多いです。こうした業界では、やはり有名大学を出ている方が良いです。顧客もそうした頭脳にお金を払っているところがあり、有名大学卒業というのが顧客への訴求力となります。

 

このような業界は特殊な方で、業界によっては大卒がほとんどいなくて専門学校卒業の方が多い業界などもあります。世の中には大卒が少ない業界もあって、どこで学んだかということよりも、卒業後も学び続けて実績を上げられたかどうかや人間性などが重要になっています。

 

上記は、BtoB(企業間取引)の場合ですが、BtoC(企業と消費者間の取引)においては、学歴はもっと関係ありません。私達が日々使用している日用品の製造メーカーの社長の学歴なんて誰も気にしませんよね。

 

BtoBにおいては、学歴は業界によっては多少関係あるという感じでBtoCだとほとんど関係がないといったところが私の見解になります。

 

社長の出身大学でみる起業と学歴の関係

 

こちらもまず統計的なお話になりますが、社長の出身大学では日本大学が1位になっています。これは、卒業生の人数の圧倒的な多さも要因となっております。

 

「日本大学」と言えば、入試難易度は早慶MARCHに次ぐランクになりますが、社長の出身大学ではトップで(2万1,148人)となり、2位の「慶應義塾大学」(1万903人)を大きく引き離しています。 3位は「早稲田大学」(1万283人)、4位は「明治大学」(8,894人)、5位は「中央大学」(7,709人)となります。

 

引用:https://biz.moneyforward.com/blog/34159/

 

日本大学は圧倒的な知名度がありますし、毎月同窓会組織からのダイレクトメールが届くほど卒業生のつながりが強く、難易度以上のメリットがあります。東京にありますが、通信制ですとスクーリングは年に数回ほど(5月)で、全国どこからも学ぶことができます。

 

実は私の経営者仲間が日本大学通信教育部の博士課程前期を修めておられるのですが、同期の方で大手企業の経営者や元有名スポーツ選手なども在学されていて、一部の方とは卒業後も交流があるとのことです。

 

社会に出てからの学歴というのは、難易度の高い大学を出ているというより、人脈を拡げたりする目的が重要になります。そうした点で言うと、日本大学という圧倒的な知名度とネットワークは、難易度以上にとてもコスパが良いのではないかと考えます。

 

人脈やネットワークがなくこれからという人の場合、起業支援の学校というものもあり、会社に在籍しながら経営を学ぶことができます。起業の学校 WILLFU 社会人講座では、サイバーエージェント、孫泰蔵氏、LIFULL、クックパッド、East Venturesなどのサポートを受けて、プログラムを開発しているので人脈づくりにも役立ちます。

 

こうしたサービスを活用すれば、会社員をしながらリスクがなく起業にチャレンジできます。失敗しても現状維持、うまく行けばこれまで温めていたアイデアを具現化できるチャンスになりますね!

 

クライアント様の起業家のケース

 

起業で成功できるかどうかと学歴は、あまり関係がないように思います。私がコンサルティングさせていただいたクライアント様も高校卒業という学歴ながら起業を成功させた方でした。

 

この方は、内装施工業で独立されました。サービスの品質はとても良く、これまでの顧客の評判も上々でした。しかし、大手施工代理店からの下請けの仕事ばかりで、売上も利益も伸び悩んでいました。日本政策金融公庫「新規開業実態調査」の統計と同じく直接の新規顧客開拓に苦戦を強いられていたようでした。

 

そこで、私どもでWEB集客をサポートさせていただきました。代理店を除くともともと月商15万程度だったのですが、1年ぐらいかけてWEB戦略をサポートし月商100万規模にまで伸ばすことができました。

 

一流大学を卒業した40歳から44歳官僚の年収が962万円と言われていますので、この方の場合、代理店分の売上を含めると、同等かそれ以上の年収を稼いでいることになります。こうした業種では、年収では一流大学卒業の人に下剋上を起こせるというのも面白いですね。内装施工以外にもいろいろな業種がありますので、下記から資料請求してみてください。

 

難関大学卒業者の起業家が意外に少ない理由を考察

 

聞いた話ですが、大手企業だと学閥(出身大学の派閥)が根強く存在するようで、旧帝を始めとする難関大学の人ほど会社で出世する傾向があり、保守的になり退職できず起業に踏み出せないのではないかと考えています。(周囲の難関大学卒業の経営者のケースだと、定年退職間近の年齢や会社の早期退職制度で退職されて起業という人はいます。)

 

ある意味、高偏差値でない人ほど在籍している会社で失うものがなく、起業にチャレンジしやすいと言えるのではないかと思います。

 

あと、高学歴の人の起業がなかなかうまくいかない原因として、自分で全部やってしまうということがあります。経営には、営業・広告・経理など細々とした仕事が無数にあります。高学歴の人ほど、優秀なので自分でできると思って仕事を抱え込んでしまうようです。

 

確かに時間をかけて自分でやってしまうというのも一つですが、自分でできたとしてもお金を払ってアウトソースして、自分が本来やるべき仕事に集中すべきなのです。

 

私もWEB広告のサポートを行っていますが、前述の内装施工業の方のような場合は、お仕事の依頼をいただけて1年ぐらいですぐに成果に結びついているのですが、高学歴(難関大学卒業)の方ほど外注に消極的で自分でやってうまくいかないような傾向が見られます。起業を成功させるために変なプライドは捨ててお金を払って専門家に相談してください。

 

まとめ

 

・起業して起動に乗せられるかどうかは業種によっては学歴はあまり関係ない。
・高学歴の人ほど保守的、レールから外れて踏み出すことができない傾向がある。
・高学歴の人ほど自分で何でもやろうとして失敗してしまいがち。

 

会社員として出世するには、やはり有名大学を卒業している方が有利かと思います。希望の大学への入学が叶わず学歴コンプレックスという方は、良くも悪くも失うものがないかと思いますので、起業にチャレンジしてみるのも良いかと思います。新規開拓や人脈づくりの下準備も忘れずに!