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私自身、大学に入学が決まった時から40代の最近までずっと学歴コンプレックスがありました。その経緯とどうやって克服できたかについてお伝えしようと思います。
大学受験では近畿地方の私立のK大学と国立S大学に合格しました。K大学の方が上位志望だったので、私自身はそちらに入学したかったのですが、親の教育方針で国立S大学に進学しました。
国立と言っても拠点である大阪で就職や生活するには、知名度も低くFランク的な扱いを受けることもあり学歴にはとても悩みました。
どうやったら学歴コンプレックスを克服できるかとネットでいろいろ調べたところ下記のような回答がほとんどでした。
弁護士や税理士、司法書士や行政書士など士業の難関資格を持っていれば周囲から尊敬されることもあるでしょう。これらの難関資格に合格するためには、受験費用と勉強時間が確保できることとが必要になってきます。
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費用について、例えばスタディングを活用して司法試験を受験するすれば、教材費は一括89,100円〜(分割 月々3,900円)で、社会人であればそんなに負担になる金額ではないかと思います。
合格に必要な勉強時間については、司法試験では3,000〜8,000時間とも言われています。1回で受かればまだ良いですが、何年も受験することになると人生の大半を費やしてしまうことになります。
その資格や仕事自体に興味があれば勉強にも集中できますが、学歴コンプレックスの解消だけだと考えると、集中力を継続させるのが難しいと感じ断念しました。
卒業校より上位のランクに合格できれば学歴コンプレックスは解消できるかと思います。私の場合は、地方で人数の少ない大学でネットワークの拡がりがないというのもコンプレックスでした。知人に通信で日本大学の通信課程(学部は別の大学)を収めた方がいらっしゃいますが、毎月会報が届き、卒業生のネットワークは強固なようです。日本大学卒業の社長も多く、起業家を目指される方にはとてもよい大学です。
ただ大学に入学するにも学費が高額ですし、授業にも出席しなければなりません。現在の生活を考えるとなかなか難しい状況でした。
仕事では結果を残すことに誰よりも頑張りました。頑張りを上司に認めてもらえる部分もありましたが、クセのある中小企業に在籍していた時はやはり頑張りが報われないこともありました。
上記のような理由から大学生の時から20年以上経っても学歴コンプレックスは解消されませんでした。夜中に眠れなくて、「学歴コンプレックス」と検索して同じような境遇の人を探して参考にしようとしたりしましたが、やはり解消には至りませんでした。
近しい人に相談していた時は、下記のような意見をもらいました。
(a)世の中には大学に行きたくても行けなかった人がいる。
(b)親に学費を出してもらったのに親不孝な考え方をしている。
(c)私も第一志望は不合格だったけど今は楽しくやっている。
(a)大学に行けないと分っていたら受験勉強以外を頑張っていましたし、(b)親の希望する大学に入学したことは私の立場からすると親孝行をした、(c)私の場合は合格しているので、不合格の人の話を聞いても共感できないし参考にならない…といった状況でまったく解決に至りませんでした。
そんな時あるキャリアコンサルタントの方を知って相談しました。キャリアコンサルタントの方に言われたのは、なぜ学歴コンプレックスで悩み続けるのかと言うと、何かしらメリットがあるからとのことでした。逆に言うと学歴コンプレックスで悩まない人は、悩んでもメリットがないので、とっくに手放して人生を送っているといった内容でした。
改めて考えてみると仕事がうまくいかない、人間関係がうまくいかない…などすべて学歴コンプレックスのせいにすることで自分を正当化していたのです。もうちょっと会話力を磨いたり学歴以外の能力を向上させたりというのと怠っていたということに気付き、なるほどと腑に落ちました。
キャリアコンサルタントの方から改善に至る考え方として提案されたのは、
学歴コンプレックスは解消すべきものという先入観があったので、活かして生きるというのは斬新な考え方でした。私はIT系の仕事をしていましてウェブ解析スキルに関して、誰にも負けないという自信があります。業界には有名大学卒業の方がたくさんいらっしゃいますが、それでもそのスキルでは実績もあり誰にも負けないと思っています。無名の大学卒業なのに有名大学の人に勝っているという振り幅を活かして生きていこうと思いました。
あとは、人に話すことでコンプレックスに慣れさせるという効果もあるようです。
PTSDの治療で暴露療法(ばくろりょうほう)という心理療法があります。トラウマになってしまった出来事を話してもらうことで、それに慣れさせるというものです。今まで学歴を隠すように生きてきたので、自分の中にだけ抱えたままでした。別の人にかなり深い部分まで話すことができたので、コンプレックスに慣れることができ悩みが軽減する効果があったように感じます。
ほんの数日前までコンプレックスに苛まれて生きてきたのに、たった1回の相談でかなり前進できたように思いました。
大学に入学して何十年も学歴コンプレックスに悩まれた方で、資格試験・再入学・仕事を頑張るといった方法で解消することもできるかもしれませんが、それでも悩みが消えない・難しいと言った方は、人に話して慣れさせるという方法も良いと思います。
その際に専門家でない人に相談すると不快な思いをしてコンプレックスを悪化させてしまうこともあるので、料金を払って専門のキャリアコンサルタントに相談すると良いと思います。