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この記事に関しては、様々な事情により自宅で過ごすしか無かった高校生のお子様が、通信制高校を経て「大学に進学したい」と、ほのかな夢を語ったことで、喜ばしくも困惑されるお母様のお話を伺う機会があったことがきっかけで執筆しました。
大学に進学し、そこでの出会いによってお子様ご本人の潜在的な能力が開花し、未来に向けて歩みを進められるようにという思いから通信制高校の大学受験について考えてみました。
通信制高校から東京大学をはじめとする難関大学を受験し合格を目指す高校生やその保護者の方が、「まず何から考え」「どこに聞けばいいか分からない」といった疑問を解消するヒントになりましたら幸いです。
通信制高校と言っても3年制と4年制、通学が週1、週3、月1等いろいろなシステムがあるかと思います。どのようなシステムであっても通信制高校だと全日制高校より大学受験に向けて多くの勉強時間が確保できることがメリットになります。
全日制だと普段の授業に加えて、宿題、定期テスト対策があるので、平日はせいぜい数時間しか勉強時間が確保できません。私立大学志望であれば受験科目が少ないですが、進学校の生徒だと宿題が多いケースがあり受験科目に必要のない勉強を強いられるケースもあります。
その点、通信制高校だとこのような負担が少なく、受験勉強に専念できます。平日でも1日10時間以上、勉強にフルコミットできます。通信制高校だから受験できないと卑屈になる必要はまったくありません。
ただ、問題となる点が2つあります。@習ってない範囲の勉強を1から自分でできるかという点とA受験のモチベーションを維持できるかという点です。
全日制の高校だと各科目教科書で基本的な内容は教わりますが、通信制高校は授業時間が短いので教わる範囲が限られてきます。そうした時に、自分で補って勉強する必要が出てきます。
そうした場合には、スタディサプリで補うと良いかと思います。基本から勉強できますし、厳選された分かりやすい解説をしてくれる講師による映像授業だけで自分のペースで勉強を進めていけば良いでしょう。
全日制高校であれば、周囲に大学受験をする学生も多く、受験合格に向けて一緒に勉強を進められますが、通信制高校だと受験仲間を見つけるのも大変で、さぼりがちになってしまうこともあるでしょう。
このような場合は、SNSで受験仲間を見つけると良いでしょう。あと、有料になりますが、大学受験コーチングというサービスもあります。大学受験の勉強計画を立ててくれたり、メンタル的に励まし、大学受験を伴走支援してくれます。通信制高校生や不登校(不登校気味)な高校生も利用しているオンラインコーチになります。10代は心の面も成長途中で自己管理が難しい部分もありますので、こうしたサービスを併用されることをおすすめします。
通信制高校から東大や難関大受験を目指す勉強方法と口コミ・評判の良いおすすめの塾7選を紹介。公式サイトから資料請求や無料体験学習に申し込みをして、自分にあった塾やコーチングを活用してみてください。
上記は一般入試で合格を目指す場合に限った話になります。一般入試の他に実は、総合型選抜(旧AO入試)で受験するという方法もあります。近年は文部科学省の意向もあり、こうした総合型選抜の入試方式の定員が増加傾向にあります。大学によって人数の枠は異なりますが、入学定員の50%以上を総合型選抜も含めた推薦入試で決めるという大学もあります。
総合型選抜では、日々の評定と小論文・面接で合否が決まるケースもありますので、通信制高校の学生にもチャレンジしやすいかと思います。(受験科目と受験資格があるかどうかについては志望大学のWEBサイト等で必ずご確認ください。)
同じ難関大学の総合型選抜を目指すにしても進学校の生徒であれば、日々の宿題や定期テストの難易度も高く、高い評定は出しづらくなります。それに比べて通信制高校であれば、授業の負担は少なく高い評定を獲得するのもそんなに難しい話ではありません。
例えば、通信制高校で難易度の低い定期テストで獲得した評定4.5も進学校の難易度の高い定期テストで獲得した評定4.5も総合型選抜においては、同じ点数となります。これは通信制高校には圧倒的なメリットになります。知恵袋を見ると通信制高校生は総合型選別での受験は不利という意見もあるようですが、まったく逆で、このことを考えると有利な面が大きいです。
評定は、足切りに使われることが多くMARCHや関関同立を受験する場合は目安として4.0以上、上位国公立大学では4.5以上は欲しいところです。(大学によってかなり異なりますので、必ず志望大学のWEBサイトでご確認ください。)大学側として日々の授業に継続的に取り組める人物かどうかを見たいという思惑があるようです。
小論文については、高校で深く習うことがあまりなく、専門の予備校などで学んで対策を行っているケースがほとんどです。面接対策も同様に、高校での対策というよりは面接対策専門の予備校で学んでいます。
高校の先生が対策を行ってくれる場合もありますが、実際のところ一般的な高校では、総合型選抜での事例が過去に少なく、サポートが充実しているとはなかなか言えない高校が多いです。
そんな時に、入塾を検討したいのが総合型選抜対策予備校です。塾の方針としてただ単に、大学に合格させるのではなく、卒業後の夢を応援しているという点は魅力です。文章を書く能力や面接で見られるコミュニケーションスキルは、どんな職業でも今や必須となっています。社会に役立つ能力の基礎を高校生から学べると思えば、こうした塾はとても有益だと思います。
総合型選抜は、1浪まで受験資格があるケースが多いですが、この記事を読まれた時点で、受験まで1年以上期間があるのであれば、総合型選抜を目指すのもおすすめです。
いかがでしょうか?通信制高校だから難関大学受験に不利ということは、まったくなく逆に全日制高校にはないメリットも多いです。メリットを最大限に活かしつつ、デメリットは外部の塾などを利用すれば、難関大学合格も夢ではありません。ぜひ、チャレンジしてみてください。
全日制と比べて学習範囲が少ないかと思いますので、まず志望大学の受験科目を調べて基礎を学んでください。映像授業や受験コーチングサービスを検討されるのもおすすめです。詳しくは、当サイトをご覧ください。
高校の評定平均を少しでも上げることと、あと小論文・面接の対策をしてください。総合型選抜専門塾も検討されることをおすすめします。